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伝え方のバリエーションを学ぶ_第322回例会

今回は2017年最後の例会です。とはいえ、特別な何かがあるわけでもなく、いつも通りの例会が行われました。
この「いつも通り」がいいんでしょうね。

 

 

例会で唯一、年末感があったのは、テーブルトピックスのコーナーでした。
2017年の振り返りとともに、お節料理や年賀状、お年玉といったお正月のトピックスが並びました。

 

ただ、メンバーは十二分に大人です。「もういくつ寝ると」とかつて口ずさんだような期待感をお正月には持っていないようで、胸躍らせた幼き日を思い出すかのように、お題に向き合う姿が印象的でした。

 

準備スピーチでは、アイスブレークが1本、CCマニュアルのスピーチが2本、ACマニュアルのスピーチが1本の計4本が行われました。

 

今回、面白く感じたのは、ACマニュアルの課題「実演スピーチ」です。
実演スピーチとはなにかというと、小道具などを活用しながら、実際に聴衆の目の前でなにかをやってみせること。たとえば、デパートで行われる包丁の実演販売のようなことです。野菜を切って見せながら、その包丁の良さを説明し、物見の客まで楽しませてしまう。

物販であれば、だまされないぞという決意をもって向き合う客を相手に、巧みな話で財布のひもをつい緩めさせる。そこに実演者の腕の見せ所がありますよね。

今回のスピーチは当然物を売るものではありませんが、実際にやってみせることで、聴衆を引き付け、また理解を得ようという試みです。

 

タイトルは「地球温暖化 海面上昇は本当にあるのか?」。
スピーカーが用意したのは、グラスひとつ。水。そして、氷。やりたいことはなんとなく見えると思います。それでも実演が始まると、興味を持ってみてしまいました。ワクワク感を抱きながら。

スピーチといえば、自分の意見や考えを滔々と表明するというのがイメージしやすい形です。

ですが、プロジェクターを使ってプレゼンをする、あるいは、気温上昇と氷河のメカニズムを、用意した道具を駆使して説明するのもスピーチのひとつなんですね。一口にスピーチといっても、それぞれの伝え方によって聴衆との距離の取り方が微妙に変わるのも面白く感じました。

実演スピーチを成功させるには、まずはスピーカーと聴衆の距離を近づける工夫だったり、言葉以上に目の前で行う「こと」に語らせる工夫が必要です。もちろん、プレゼンにはそのプレゼンなりの工夫があります。こうした課題の一様でないところには、トーストマスターズのマニュアルの課題の幅の広さと歴史を感じます。

正直、いまの僕には実演スピーチのいいアイデアが浮かびません。
でも、様々なバリエーションに応じた伝え方を体験することは、
きっといいスピーカーというか、いい伝え手になるために必要なのでしょう。
ですので、近いうち僕もチャレンジしたいと思います。

 

今回のベスト賞ですが、ベストテーブルトピックス賞はUさん、ベスト論評賞はNさん、ベストスピーカー賞はFさんでした! おめでとうございます!

 

次回は、1月9日。今回は会議室を離れて、お店で新年例会を行います
。予約の関係や費用面から今回見学者の募集は控えております。
次々回の1月23日以降からまた募集しますので、どうぞよろしくお願いします。


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